伊勢神宮の外宮から内宮までの距離は約5km弱あります。
現地の交通機関の利用方法や、注意点について事前に知っておきたい事をまとめました。
バス、タクシー、徒歩で実際に移動してみた実録をお伝えします。
・バス移動について〜乗り方詳細と値段
・タクシー移動について〜料金と知られざる現地ルール
・徒歩移動について〜向いている人と注意点
がわかります。
外宮から内宮へバスで移動 乗り方と値段は?
地方によってバスの乗り方はそれぞれ。
前乗り?後ろ乗り?支払いは先に払う?後に払う?値段は?交通系ICカードは使える?
案外戸惑うバスの乗り方ですが、
伊勢神宮参拝の際に利用したいバスの乗り方は一体どうなのでしょう?
外宮から内宮へ向かうバス停の場所
外宮の表参道前、正面に面した道路にバス停があります。(とてもわかりやすい位置です)
2番乗り場から内宮へ向かう路線バスが出ています。
外宮から内宮へのバスの乗り方、降り方
地方によって乗り方が違って戸惑うことがあるので、事前にわかっていると安心です。
外宮から内宮へ向かう三重交通バスの乗り方について知っておきましょう。
交通系ICカードの利用が可能です。お持ちの場合は持参しましょう。
現金支払いの場合
- バスが到着したら、バス後方のドアから乗り込む
- 乗り込む際、整理券を取る(降りる時に使用するので折り曲げたり無くしたりしない様に)
- バスが目的地に到着したら、バス前方で整理券、現金(お釣りが出ない様に)を運賃機へ投入して支払う
- バス前方のドアから足元に注意しつつ下車する
交通系ICカード支払いの場合
- バスが到着したら、バス後方のドアから乗り込む
- 乗り込む際、ICカード読み取りの機械に持参したICカードをタッチする
- バスが目的地に到着したら、バス前方でICカード読み取り運賃機にICカードをタッチして支払う
- バス前方のドアから足元に注意しつつ下車する
三重交通バスで使用可能交通系ICカード
- Suica(JR東日本)
- PASMO(パスモ)
- toica(JR東海)
- manaca(名古屋交通開発機構・エムアイシー)
- ICOCA(JR西日本)
- PiTaPa(スルッとKANSAI)
- nimoca(ニモカ)
- Kitaka(JR北海道)
- SUGOCA(JR九州)
- はやかけん(福岡市交通局)
これらのICカードが使用可能です。
普段お使いのICカードがあれば、便利でスムーズにバスの乗り降りができます。
外宮から内宮までのバス料金は
三重交通バスで外宮前から乗車し、内宮まで移動した場合の料金は
大人440円
小児220円
料金はちょうどの金額を事前に用意しておきましょう。
バスの中にも両替機はありますが、混雑でバスの中の両替機まで移動できない可能性があり、走行中は揺れるので危険を伴います。
降車する際に両替していたのでは降りたい方を待たせてしまいますので、スムーズに降りられる様に準備しておきましょう。
交通系ICカードでの支払の場合はチャージを忘れずにしておきましょう。
外宮から内宮へ バス移動の所要時間
内宮前行きのバスは11時から15時までの間は10分間隔で運行されています。
バスの乗車時間は約10分と伊勢神宮ホームページには記載がありました。
途中のバス停の停車回数、道路の混雑状況などの影響によりもっとかかることもあるので
時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
猿田彦神社で降りる方が多くいらっしゃったのが印象的でした。
内宮から外宮へタクシーで移動!値段はいくら?
タクシーを利用する利点は、時間の融通が自由にきくこと、必ず座れることなどです。
荷物が多い場合もタクシーの方が気が楽ですね。
移動時間を少しでも短縮したい場合や、参拝の疲れを回復させたい場合などはタクシー利用が便利です。
内宮から外宮へタクシーで移動した場合の所要時間と料金
4人で乗って割り勘の場合はバス料金とさほど変わらない金額ですね。乗車時間は15分程度です。
5kmほどの移動であれば所要時間は15分程度、料金は2,000円用意しておけば十分と言えそうです。
が、連休や土日祝日の場合には渋滞に巻き込まれる可能性もあり、プラスの時間や料金の発生が考えられます。
混雑に巻き込まれた場合には、途中下車・・という選択を取ることも視野に入れておくといいかもしれません。
意外と知られていない、伊勢のタクシールール
タクシーを呼び止めて乗車したことはありますか?
流しのタクシーをつかまえるという、ごく一般的に行われることだと思います。
が、伊勢ではこれが通用しません。
伊勢のタクシーは「流し」では止まらないというルールがあります。
外宮前にも内宮前にもタクシー乗り場がありますので、タクシーの利用を考えている場合は必ずタクシー乗り場から乗車しましょう。
タクシーに迎えに来てもらいたい場合はタクシー会社へ連絡しましょう。
株式会社三交タクシー・伊勢営業所 0596-36-5333
三重近鉄タクシー株式会社・伊勢営業所 0596-28-3171
伊勢神宮外宮から内宮まで徒歩で移動してみよう
江戸時代にお伊勢参りをしていた人たちが歩いていた距離です。
想いを駆せてたどってみるというのも伊勢神宮参拝の醍醐味かもしれません。
実際に歩いて移動できる距離なのか、歩いて周る際の注意点を把握しておきましょう。
徒歩ルート最短距離
外宮から内宮まで、一番の最短距離のルートは
御木本道路(県道32号線)を通るルートで4.5kmほどとなります。
4.5kmならさほど長距離には感じないかもしれませんが
大人の足で、だいたい50分から1時間くらいかけて歩く距離です。
私が実際に歩いたルート紹介
倭姫宮参拝後、広大な神宮博物館を見学し、月読宮、猿田彦神社も参拝という
寄り道しながらのルートで外宮から内宮まで移動に3時間以上かかっています。
徒歩がおすすめの方の条件
- 歩くことが好き
- 歩くことが苦にならない
- 普段から歩き慣れている
- 時間に余裕がある
- 体力に自信がある
- 履き慣れた靴を履いている
- 大荷物を持っていない
- 悪天候ではない
外宮、内宮間を歩いてみた感想と注意点
実際に5km弱を歩いてみて感じたのは
外宮の参拝、内宮の参拝も相当な距離を歩きっぱなしになる
(外宮は30分〜1時間、内宮は1時間〜1時間半)という事を考慮する必要があります。
天候や気温によっても残りの体力に差が出る所だと思いますので
外宮と内宮を同じ日に周るのであれば
外宮参拝
↓
最短ルートで内宮へ移動
↓
内宮参拝の前に足を休める休憩を取る
↓
内宮参拝
というように、途中どこかで休憩を取る方が
参拝の際にエネルギーが高く楽しめるのではないかと感じました。
・タクシーは外宮、内宮間の距離だと2,000円ほど、流しでは止まらないというルールがある
・徒歩移動は、自分の体力を考慮し途中休憩なども視野に入れ余裕をもったスケジュールにする