出雲大社でご祈祷を受けてみたい!
と、思われたそこのあなた。
ご祈祷を受けるにあたって色々疑問点ってありませんか?
何分くらいかかるの?
スーツじゃないとダメ?
出雲大社でご祈祷を受けようと思った時に、実際に私はこれくらい疑問点があってw
このたび晴れて出雲大社でご祈祷を受けてきましたので、出雲大社のご祈祷詳細と共に、疑問点を全てお伝えしていきます!
また実際にご祈祷を受けてみてびっくりしたポイント、出雲大社のご祈祷レビューをお伝えしていきます。
出雲大社でご祈祷を受けよう!
関東在住の私にとって、「出雲大社に行く」ということは
日常の中でそうそうあることではありません。
なんなら、人生で初めてです。
そんな中
と、決めてからは
せっかくなので、ご利益を最大限に受けられる様な参拝の旅にしようではないか!
となりまして・・
同行者の中に厄年さんがいたこともあり
と話が盛り上がりました。
私は厄年ではなかったにも関わらず
ご祈祷を受けると、神様に目をかけていただける気がしない?
なんて、テンションが上がっていました。
で、出雲大社でご祈祷を受けようと決めたのはいいものの
ご祈祷の受け方とか、どうしたらいいのかわからなくて色々調べたことを
実際のご祈祷がどうであったかのレビューと共に
ご祈祷を受けるための疑問、詳細をお伝えしていきたいと思います。
出雲大社のご祈祷 申し込み内容について
ご祈祷していただこうと思った際の【御祈願】の種類に何があるのかってご存知でしょうか?
「あなたのお願いはなんですか?」
というお話で、ご祈祷を受ける際には自分の願意はコレです!とお伝えする必要があります。
何もなくてご祈祷してって言っても、神様困っちゃいますから。
出雲大社で受け付けていた御祈願の種類
- 神恩感謝
- 家内安全
- 身体健康
- 病気平癒
- 商売繁盛
- 会社発展
- 事業繁栄
- 工事安全
- 厄年祓除
- 良縁
- 婚約御礼
- 結婚御礼
- 子宝(子授け)
- 安産
- 初宮詣り
- 七五三
- 学業成就
- 進学
- 就職成就
- 出雲屋敷(新築)
- 方除(増改築)
- 心願成就
- 海上安全
- 御供
- 交通安全
- 開運
- その他( )
【その他( )】とかっこの中に自分で願いを書き込んでもいいほど、千差万別の願い事に対応されているってことですね。
ご自身がご祈祷いただく願意を先ずは決めましょう。
出雲大社のご祈祷 金額について
出雲大社のご祈祷料は
5000円
8000円
10000円
この中から、自分が思う金額を選びます。
私はご祈祷の初穂料を白い封筒に入れて持参しましたが、ここまでする必要はなさそうでした。
封から取り出して中身の金額を確認をする手間がかかるので、お財布から直接のお渡しでも特に失礼ということはありません。
封に入れるか入れないか、ここもお気持ち次第ですね。
出雲大社のご祈祷 受付時間について
午前8:30〜 午後4:30
ご祈祷が始まるのは
午前9:00〜
です。
受付した順に案内され随時奉仕していただく形となり、『何時の回』という様に時間は定められていません。
また、予約制ではないため受付した順でご祈祷いただくことになります。
当然、混雑状況にて、案内時間は変わるという事になります。
出雲大社のご祈祷 服装について
出雲大社側から、公式に「こうでなくてはならない」という決まりがあるわけではありません。
が、ご祈祷の際の服装は神前での礼儀をわきまえ、礼服、スーツなどが望ましいのだと思います。
ただし、私の場合・・
観光も兼ねての出雲大社参拝の旅ということもあり
いやいやいや・・・(´ω`;)
なるべく荷物は軽いに越したことないでしょ!
と・・スマートカジュアル系で受けてきました。
それは絶対に避けましょうという服装をあえて挙げるとするならば
ジーンズ、短パン、キャミソール、ミニスカート、ジャージ、作業着、サンダル、ミュールといった様な、あまりにも普段着すぎる服装や、露出度が高いものはやめましょう。
服装は、神様にお会いして恥ずかしくないものをチョイスします。
私たち以外にも、ご祈祷受けられてた方がいたので見てみると
やはり、カジュアルながら整っている服装の方が多かったです。
の、上でなんですけど
どういうことか、と申しますと・・
これからご祈祷を始めますという時、拝殿に案内されるのですが
その前に清掛という布を首から下げる様に指示されます。
これが、神様にこれからお会いするための正装(の代わり)となるんだそうです。
出雲大社のご祈祷 申し込み方 詳細
出雲大社の拝殿向かって左手側にある社庁舎
こちらでご祈祷を申し込むことができます。
申し込み手順は
1:社庁舎に入って【御祈願申込書】を記入する
御祈願申込書を記入する机と椅子が用意されているので、そちらで必要事項を記入します。
(住所、指名、数え年、願意に丸をつける等)
2:記入できた【御祈願申込書】を受付に提出し、祈願料を支払う
受付に申込書を持っていくと、祈願料をいくらにするか聞かれます。
5000円、8000円、10000円の中から選び、支払いを済ませます。
3:自分のご祈祷のスタート時間を伺ったら、その時間まで自由
こちらの社庁舎内が待合室の様になっているので、ご祈祷が始まるまでそこに座って待つもよし、お手洗いを済ませておくもよしです。
4:ご祈祷スタート前に説明があるので、余裕を持って社庁舎に戻る
イメージとしては、郵便局などで用紙に記入してから窓口に持って行くというあの導線に似てますね。
出雲大社のご祈祷 流れ
ご祈祷について ご説明いただく
社庁舎にて、ご祈祷についてのご案内、説明があるので聞きます。
ご祈祷前に 正装になる
社庁舎から御拝殿に移動する前に、正装にあたる清掛を首に下げます。
御拝殿に移動する
御拝殿は、靴を脱いで上がります。
中に椅子が用意されているので、各々好きな場所に座ります。
ご祈祷の儀、スタート
色々な方がいっぺんにご祈祷を受けられています。
みなさまの、願意、住所、指名が読み上げられます。
授与品を受け取る
ご祈祷を受けた全員に授与品が配られます。
ありがたく受け取ります。
お神酒をいただく
授与品を受け取ったらすぐに、お神酒をいただきます。
盃を一つ受け取り、お神酒をそそいでいただいて席に着きお神酒を頂きましょう。
この盃は記念に持って帰ることができます。
※お車で運転がある方の場合(お酒が飲めない場合)
「運転があるんです」と申し出ると「形だけでもどうぞ」と盃だけを受け取り、持ち帰れます。
御本殿へ移動
拝殿から一旦出て、次は御本殿へ案内されます。
御本殿の参拝
御本殿、八足門の中に入ったら荷物を置く場所があるので、授与品やご自身の持っている荷物全てを置いて、ご祈祷を受けた全員が順番に参拝します。
清掛を返却して終了
御本殿の参拝終了後、荷物を持って八足門から出ます。
出たところで清掛を取ってお返しし、そこで解散となります。
(ご祈祷の参加者人数によって、終了にかかる時間は変動すると思われます。)
出雲大社 ご祈祷を受けてみて
ご祈祷でいただいた授与品の中には
お守り(木が入っています)やお米が入っていました。
授与品のお守りは身につけて持ち歩くのが良いとされ、お米は食べていいんだそうです。
せっかくなので、うず煮(出雲大社の福神祭で、お祭りに関わる人に振舞われるというもてなし料理)をおみやげで買ってきて、ご祈祷の授与品であるお米を混ぜていただきました!
そして、このご祈祷で、ビックリすることがありまして。
出雲大社のことをご存知の方は、おわかりかもしれません。
出雲大社の御本殿は、本来であれば八足門で施錠されており、そこより中に入ることができない場所です。
出雲大社への参拝自体が初めてだった私は、八足門より中には入れないことは前情報で知っていたので、中に入れたことにビックリ!
ご祈祷を受けることで、密度の濃い参拝の旅になると思っていたものが
大いに踏み込んだ神様へのご挨拶となり、より深い素敵な思い出となりました。
出雲大社を訪れる際、御本殿にまで入れるのであれば、毎回ご祈祷を受けたい!
と思うほど、そんな特別な時間を過ごせました。
出雲大社で、大国主大神様にお近くでご挨拶したい!
そんな方は、ぜひともご祈祷にて神恩感謝を申し上げてみてはいかがですか?
お役に立つことがあれば幸いです。