人生で、初めて出雲大社へ行こうと決めてから・・
と、考えはじめ
せっかく行くのだからご利益を最大限受け取れるような参拝の計画を立てよう!
と、観光サイトにも載っていない出雲大社参拝のためのモデルコースを作りました。
限られた日数、限られた時間内ではありますが、なかなかの旅行プランができあがったのでご紹介したいと思います。
最大限ご利益を受けるために作ったオリジナルモデルコース、充実の出雲大社旅行記をお伝えしていきます!
出雲大社の旅行プランを立てよう!
旅行プランを作る時、どうやって立てられていますか?
私は行きたい場所が決まったら、その周辺の観光場所をネットを徘徊して見て回ることが多く
今回の出雲大社への旅行計画を立てようと思った時も、公式の観光サイトで紹介されているモデルコースをくまなく見ました。
が・・
旅行の目的は人それぞれですし、観光雑誌や公式の観光サイトがオススメする様な場所より、もうちょっとコアな所と攻めたい(w)とかあったりして。結局自分好みのプランは自分にしか立てることができないという結論に至り、自分が納得いく旅行プランを作りました。
旅行プランの立て方(私なりのですが)はこちら↓の記事で紹介しています。
出雲大社の旅行 モデルコース概要
さっそくですが私が作った出雲大社参拝2泊3日の旅、モデルコースをご紹介します。
東京から飛行機で出雲大社を目指し
出雲内の移動はレンタカーを使用するというプランです。
出雲縁結び空港到着
こ根っこやランチ
神魂神社
八重垣神社
玉造温泉
宿泊先の民宿へ
稲佐の浜
出雲大社
ランチはお蕎麦
おやつは出雲ぜんざい
日御碕神社
夕日スポット
民宿チェックアウト
レンタカー返却
出雲縁結び空港出発
東京へ戻る
2泊3日といっても、最終日の3日目は都合上、午前中にはレンタカーを返却し、お昼頃の便の飛行機に乗って東京に戻るだけという感じです。
実は、美保神社や須佐神社も旅行プランに組み込んでいたのですが
出発直前になって、飛行機の予約便が欠航になり(本当はもう一便早い飛行機に搭乗予定でした)急遽立て直したプランです。
さらに言うと、モデルコースは作るんですが、実際に旅先でのプラン変更も大いにあるということをふまえて(今回の旅行でも変更箇所が何箇所があります)あまり細かく決めすぎず、臨機応変に楽むことが大事だと思います。
東京からご出発で、出雲まで飛行機で移動される事をお考えの方に、先にお知らせしておきたい情報をこちら↓の記事にまとめました。
出雲大社 旅行記 ~充実の神の国巡り~
出雲縁結び空港到着
10:15〜
出雲縁結び空港に到着しレンタカーの手続きをしていざ出発!
ランチ先に向かいます(食い気たるや・・w)
宍道湖を横目に山の中を走る感じです。
ちょっと離れている場所までの移動ですが、お天気にも恵まれ、山や湖、海がある島根の自然を感じながらしばしドライブです。
ランチ場所到着
12:35〜
“こ根っこや”という島根の海鮮をランチでリーズナブルに提供されているお店に到着。
ランチレビュー(しじみの大きさ比較などw)と島根グルメについて別記事でご用意がございます。よろしければご確認下さい。
次に車で移動した先は神魂神社です。
神魂神社到着
14:00〜
神の魂の神社という名前に惹かれたというだけで、どんな神社なのかよくわからずに気になるから行きたいと旅行プランに組み込みました。
それもそのはず、歴史のある神社で現存する大社造として日本最古なんだとか。
「これは神様いるよね」「・・いるね絶対」
と話しながら参拝してきました。
神様をビシビシ感じる空間に迷い込んだ気分になります。
神魂神社の詳細はこちら↓の記事にご用意しました。
30分ほど神魂神社を堪能したのち、近くにある八重垣神社へ向かいます。
八重垣神社到着
14:40〜
神魂神社から車で10分もかからない距離の所にある八重垣神社。
ここは占いができる!として女性に人気の神社です。
スサノオと、そのお嫁さんが祀られた夫婦の象徴の様な神社の境内を見てまわっていると、あちこちに男性のシンボル的な形のものがあり、びっくりしまして。
八重垣神社の詳細はこちらの記事にご用意しました。
40分ほど八重垣神社を堪能したのち、玉造温泉に向かいました。
玉造温泉
16:00〜
玉造温泉という温泉街は、車で行くと一通です。
しかもたくさん温泉がある中のどこに入ろうかと通りを進みながら迷ってまして・・
(行けばなんとかなるさと、どこの温泉に入るかまで決めてませんでした)
温泉のある通りを一度ゆっくり車で走って、全部通り過ぎ・・
温泉街を抜けた所に玉作湯神社なる神社を発見しまして、ちょっとだけ立ち寄りました。
が
玉作湯神社には特別な参拝方法がある様で、一切下調べをしていなかった私は、こちらの神社の参拝は次回の楽しみにすることとし、もう一度玉造温泉のある通りへ引き返し、姫神の湯『ゆ〜ゆ』という温泉へ入りました。
慣れていないと温泉がある場所までたどり着くのに迷路みたいと感じる(かもしれない)大きな温泉でした。
1時間ほど温泉を堪能してから、民宿へ向かいます。
海鮮民宿ことぶき荘
18:10〜
予約していた民宿はもろ日本海の真ん前にある民宿です。
「18:00から夕食だから、それまでにチェックインしてね」
と宿の方に言われていたのにも関わらず、玉造温泉でちょっとのんびりしてしまったこともあり
やばい、18時に間に合わないかも!?と車を飛ばします。
民宿に向かう道中見える夕日は絶景で、壮大なスケールの大きさに神の国、出雲最高だな〜と旅の初日を振り返りつつ
あ、そうだ・・と民宿にちょっと遅れる旨、電話を入れると
「到着したらすぐに夕飯ね〜」と言われました。
宿泊先に選んだ“海鮮民宿ことぶき荘”は、料理に定評があるというか
新鮮な海鮮料理がドッカンドッカンこれでもか!といわんばかりに提供してくださる民宿。
お刺身などを時間に合わせてご用意下さっているんです。
チェックイン後、お部屋の位置と館内案内を足早に受けて、お料理をたらふくいただきました。
海鮮民宿ことぶき荘のレビューについてはこちら↓の記事にご用意がございます。よろしければご確認下さい。
一晩明けて
稲佐の浜到着
8:45〜
こちらでは、出雲大社に行く前に立ち寄ってやるべきことがあった為、朝イチで向かいました。
少し砂浜を歩いて弁天島へ向かいます。
こちらの弁天島は日本神話や古事記にも出てくる重要なポイント。
出雲大社でのご利益を最大限に受けたいのであれば先に立ち寄って、あることをします。
そして、ここへ来て旅行計画にちょっとプラン変更が起こります。
稲佐の浜から歩いてすぐのところに、神話の中で神様が『国譲りの話し合い』をしたと言われる岩があったり、神在月に全国から神様が集まって会議を行う場所(出雲大社の境外摂社、末社です)があることがわかり
ということになりました。
稲佐の浜と、出雲大社の摂社、末社についてはこちら↓の記事でご用意しました。
よろしければご確認ください。
稲佐の浜だけなら10〜15分程度の所要時間で済むところですが、近くに見どころを見つけてしまったため、ここでは40分ほどのんびりと時間を使って、ついに出雲大社へ向かいます!
出雲大社 第一鳥居前の駐車場
10:00〜
ついに来たか、メインイベント出雲大社!
の前に、駐車場でお手洗いを済ませたり、参拝に行く準備を整えたり。
出雲大社の参拝方法など確認したい場合は、こちら↓の記事に詳細を記載してあります。
第一の鳥居をくぐってまっすぐ進みます。
第二の鳥居までは商店街となっているので、気になるお店にちょっと寄り道しながら正門前へ
第二鳥居である正門から拝殿までたどり着くのには、さらにそこから30分ほどかかっています。
かなりゆっくり時間をかけて拝殿まで辿り着くころには11時となっていました。
出雲大社でご祈祷を受ける
11:20〜
今回の旅の目的の一つに“厄払い”があったため、出雲大社で厄払いのご祈祷を受けるという計画を立てていました。
出雲大社に参拝するときは、毎回ご祈祷をお願いしたいと思うほど、素晴らしかったです!
ご祈祷をお考えの場合は、詳細をこちらの記事にまとめましたのでご確認ください。
ご祈祷を受けた後は順路に沿って参拝を続け、御朱印もいただきました。
出雲大社の御朱印は4種類あり、御朱印がもらえる場所は全部で3箇所です。
(ちょっとわかりにくい場所もあるのでご注意下さい。)
御朱印がいただける場所などを明記した記事はこちら↓にご用意しました。
晴れ渡った最高の晴天に恵まれ、大満足の出雲大社の参拝を終えたのは13時頃。
第一の鳥居をくぐってから約3時間ほどかかりました。
昼食とスイーツタイム
13:30〜
出雲に来たら、これは絶対に外せないグルメに“出雲そば”がありました。
日本三大蕎麦の一つとされる出雲そば。
出雲大社の正門前近くにあった行列のできる人気のそば処に20分ほど並び、お蕎麦を堪能したあとはご縁横丁を少しぶらつきました。
お土産やさんやぜんざい屋さんがひしめき合ってるご縁横丁は、どのお店の店員さんも人が良くて、お買い物したり、立ち寄った時に気さくに笑顔で話しかけてくださいます。
可愛い柄がたくさんあって目移りしました!
出雲を代表するスイーツ“出雲ぜんざい”もこちらのご縁横丁にあるお店で頂いてきました。
あったかくて甘い出雲ぜんざいを頂いて、次の目的地、日御碕神社を目指します。
日御碕神社到着
16:00〜
神社って夕方(〜夜)に参拝するのはよくないと聞くので、ちょっと急ぎ足気味にたどり着いた日御碕神社。
まだ陽が沈むには早い時間でしたが、どことなく空が夕暮れに近づいている・・
そんな雰囲気の空の下、朱色の鮮やかさに目が奪われます。
観光ガイドなどでもよく見かけて他と違って派手な印象を受けていましたが、スサノオノミコトの日本総本宮で由緒ある神社なので、出雲大社から離れた位置にありますが一緒に参拝するのがおすすめです。
『日御碕神社に行く前に知りたかったわ〜!!』という話が盛りだくさん!
日御碕神社の参拝が、も〜〜っと面白くなる情報はこちらの記事にご用意しました。
陽が沈む聖地出雲
17:00〜
日御碕神社の近くには日御碕夕日展望台や灯台があり、このあたり一体全てが夕日が美しく見えるスポットです。
春分の日 18:22
夏至 19:29
秋分の日 18:07
冬至 17:07
日御碕神社の沖合には経島という、ウミネコの繁殖地として知られている無人島があります。
春頃に行くと、経島でウミネコたちの子育ての様子も見ることができます。
夕日が赤く染まっていく様を見ながら心穏やかに、念願だった出雲大社の参拝を思い出していました。
そして、宿泊先へ戻ります。
民宿で夕飯
18:00〜
旅先では『地元のものを色々食べたい!』と食欲旺盛になりがちですが、海鮮民宿ことぶき荘に宿泊される場合は、もはや太る覚悟が必要なレベルですw
2日連続でこんなに贅沢をしているにも関わらず、宿泊費はかなりリーズナブル。
(1泊2食付きで1人1万円でした)
新鮮だからこそお刺身で食べられるお魚や、高級魚のノドグロ、「どんだけ食べさせるの!?」と笑っちゃうほどてんこ盛りに盛られたアンコウの唐揚げなど、島根に来たら宿泊先はまたここが良いな〜と思うアットホームさに癒され、あっという間の2泊が過ぎました。
旅行の最終日です。
当初立てていた旅行計画の3日目はというと
宿泊先のチェックアウト後は、そのままレンタカーを返却して空港へ向かう
くらいしか出来ないかな?という予定でいました。
が・・
日御碕神社のお守りが凄いよという地元の方のお話を聞いてしまったからには
もう一回、日御碕神社に行くでしょそりゃ!と盛り上がり、2日間お世話になった民宿を早めにチェックアウト。
からの
日御碕神社 再び!
8:45〜
日御碕神社の御守所が開くのは8:30からとわかっていたので、もう一度参拝!
そして、お守りを一体授与いただいてきました。
ころんと丸い巾着型のお守りの中には清められた御神砂がずっしり入っていました。
お守りは授与いただいてから、お役目が終わった頃に返却するイメージでしたが
この砂守りは一生物なんだとか。
授与いただいた際は、大切に身に身につけて素戔嗚尊に守っていただきましょう。
出雲ぜんざい 再び!
9:00〜
日御碕神社の近くに定食やお土産品、バスのチケットを販売しているお店(園山商店)があります。
そのお店でいただけるぜんざいが、出雲ぜんざい発祥当時の昔ながらのレシピで作られていると聞いて、時間もまだ余裕があったので頂いていくことにしました。
(ちなみにですが、宿泊先の朝ごはんもきっちり頂いてきた後です。)
発祥当時の出雲ぜんざいの味ってどんなものか食べてみたくて頂いてきました。塩が効いていて激ウマです!
稲佐の浜 再び!
9:45〜
雲ひとつないドライブ日和となった最終日。
日御碕神社から空港へ戻る前に稲佐の浜の前を通るので、またもや立ち寄りまして、出雲の神様への最後のご挨拶とさせていただきました。
出雲縁結び空港にてお土産選び
11:00〜
レンタカーを返却し終わり、出雲縁結び空港にてお土産選びです。
出雲縁結び空港で購入できるお土産品についてはこちらの記事でご用意しています。
お土産品も買い揃え、思い残すことなく
12:25〜
充実の出雲大社の旅でした。
出雲大社参拝の旅行プランについて さいごに・・
実際に行ってみて思うのは
島根は一つ一つの観光地の距離が離れていることもあり、移動時間を計算しながら計画を立てる必要があります。
本当は行きたかったところがもっとたくさんあったんですが、距離的に移動に時間を取られるため諦めた箇所が数カ所ありました。
もし、車を利用できない様な状況(免許がないなど)の場合だと、電車やバス移動が主な移動手段になるかと思いますが、島根はバスの本数が少ないのでペース配分により注意が必要だと思います。
次に出雲の地へ足を運ぶ際の楽しみに取っておくので良しとします!
車で出雲大社参拝をお考えの際、出雲大社周辺にある駐車場をご存知ない場合は周辺駐車場情報の記事をご用意しましたので必要であればご確認ください。
出雲大社への参拝をメインとし、時間の許す限りたくさんの神社を巡り、美味しいお食事や楽しい時間、貴重な地元の方のお話が盛りだくさんの充実の旅モデルコース。
これから出雲大社へ行かれるあなたにとって、何か参考になることがあれば幸いです。