唇、それは顔の印象を左右する重要なパーツ。
くすんでカサカサに乾いているだけで気分がガタ落ち、鏡で自分の顔を見るたびにげんなり。
「唇の色をピンクにしたい」「くちびるのくすみを改善したい」と、すっぴんでカワイイを目指してたどり着いた私なりの答えをお伝えしたいと思います。
唇の色を良くする方法ってあるの?
私が中学生だった時、ひときわ目立つ存在のクラスメイトがいました。
唇が赤い
それだけで、目を引くのです。
学生のころは校則でメイクは禁止ですし、ほんのり色付くリップクリームだってNG。
唇が赤いクラスメイトは、何かを塗っているというわけではなく、元々赤いのです。
(おまけに、色白で自然な栗色のサラサラヘアで当然モテてましたね。)
大人になってからはメイク用品で唇ってどうにでもなると思っていました。
口紅(ルージュ)グロス、ティント、クレヨンリップ、色付きのリップクリームやリップバームなど種類も豊富ですし、思いのままにいくらでも・・
なのに今度は
口紅は発色は良くても色選びに失敗すれば唇だけ浮いて老け顔になるし
グロスはテカテカで下手すると下品になりかねない
自分の肌の色に合った色が良く分からない問題が発生したり
好きな芸能人が使っているものと全く同じものを使ってみたくて選んでも、自分の唇の色(くすみ色)と混ざると想像と違う色で結局かわいくない
自分の唇の色をコンシーラーで消してから色を乗せればいいのか
口の中に入る部位に化粧品をゴテゴテ塗っていいのか
色々問題や考え事が増えていくばかり。
そうではなくて!!
冒頭でもお話した通りの赤ちゃんの様なみずみずしくてプックリ艶のあるピンク色のくちびる、ナチュラルにそうなりたいのです。
唇の色が汚い くすみの原因は?
唇の血色の良くない代表格というか、私が勝手に思いつくのが
織田裕二さん
(大好きな俳優さんですけど、唇は黒っぽいと思います。)
藤木君
(ちびまる子ちゃんに出てくる、クチビル青いよと言われ続けちゃうキャラ)
なんですが
そこまで酷くないにしても、自分の唇がくすんだ元気のない色をしているのはどうしてなんでしょう?
自分だって赤ちゃんのころは、プックリしたピンクのくちびるの持ち主だったはずなのに
今では
- 血色が悪い
- くすみがひどい
- 常に皮がむけるほどかさかさ
- かさかさを通り越してゴワゴワ
- 縦じわが目立つ
- ヒビ割れを起こす
- 寒いと青くなる
- 口紅がのらない
- くすんでるから化粧品の発色が悪すぎる
- 赤くなるのは荒れてヒリヒリ痛い時だけ
何かきっと、原因があるはず!
原因がわかれば対処だってできるはず!!ということで、唇が汚くなる原因を調べてみたところ
- 血行不良
- 紫外線
- タバコ、ストレスによるビタミンC不足
- 乾燥
- リップクリームが合っていない
- 口紅の色素が残っている
- 摩擦
- 甘いものが好き
- 体調不良(貧血や病気の可能性)
などが出てきました。
血行不良
紫外線
乾燥
リップクリームが合っていない
摩擦
甘いものが好き
の6項目でした。
唇の色が汚くくすむ原因として当てはまったこの6項目、私の場合についてですが、簡単に状況の説明をしていきます。
唇の色がくすむ原因 血行不良
唇の色は自分の血液の色が反映されるので、健康のバロメーターという話を聞いたことがあります。
確かに、私は血行が良くない実感が日頃からありました。
特に冬になると末端冷え性で手足は血が通ってない様に冷たくなり、お風呂上りも冷えやすいのです。
唇の色がくすむ原因 紫外線
元々の肌が紫外線を吸着しやすいのか、日焼けしやすいタイプ(赤くなって皮が剥けるタイプとは真逆のすぐ黒くなるタイプ)です。
なるべく肌を焼きたくなくて、顔や腕には外に出る前に日焼け止めをしっかり塗っていましたが、唇は特に紫外線対策を考えたことがありませんでした。
唇の色がくすむ原因 乾燥
極度の乾燥肌ではないですが、唇に関しては乾燥に心当たりがあります。
リップクリームを外出先に持っていくことを忘れて、唇をなめる(潤したくて)ことを繰り返し、余計乾燥が進むですとか、唇をかるく噛むと一時的に赤くなるので、唇の色を赤くしたくて噛んでたことがあります。(マネしちゃダメですよ!)
唇の色がくすむ原因 リップクリームが合っていない
くすみがちな私の唇でも、思った以上に綺麗な赤色で発色してくれてツヤも出るリップアイテムが薬局に売っていて
リップフォンデュ
顔の印象を明るく見せてくれるアイテムだったので、何年もリピート(おそらく10回以上)して使っていました。
これが、実は私の肌には合っていなかった可能性があります。
唇の色がくすむ原因 摩擦
リップフォンデュを使っていて唇の皮がうっすら剥けるのが気になり始めてから、歯磨き後などの唇の皮膚がふやけているときに指でこすって垢の様に剥いてしまう!というクセがついていました。
この摩擦によるダメージと毎日唇の皮を剥くことによるダメージが、唇のごわつきにも繋がっていたかもしれません。
唇の色がくすむ原因 甘いものが好き
甘いものは摂りすぎると体の中で糖化(という現象)が進むんだそうで・・体がコゲつき肌の弾力が失われ、変色してくすみの原因にもなるのだとか。
私の場合は、甘いものが大好きであり
・1日ワンホールのケーキを食べられる
・食事替わりに甘いお菓子だけで1食済ませても気にならない
・自分でお菓子作りもする
・ケーキの専門学校に通ったほどスイーツに興味がある
・1日に数件のパティスリーを食べあるきをした経験がある
というほど、甘いものには目がないのです。
こうして客観的にみると、唇の色が悪くなる原因になることを積み重ねてきていたことがはっきりしました。
唇の色を改善できた簡単ケアはこれ
唇のくすみを改善するために、何がダメだったのか原因がわかると対処法が見えてきます。
ここでは『私がくすみを無くし、ピンク色を取り戻した方法』をお伝えします。
難しいことは全くなく、あまりにも簡単なのでなぜ今までこれをやらなかったのか・・私の青春を返せと言わんばかりのあっけなさです。
くすみの原因全てに対処すればもっと良いのでしょうが、私がやったのはこれです。
合わないリップクリームの使用をやめる
元々とってもお気に入りでリピートしまくっていたリップクリームを完全にやめました。
そのことにより、次にどのリップクリームを選ぼうか・・選んだリップクリームが合わなかったら同じことだしな・・とあれこれ数日ネットなどでリップクリームを探している間にその場しのぎで乾燥を防ぐために塗っていたコレが意外にも私の唇の色を明るくしてくれました。
それが
白色ワセリン
です。
メンタリストのDAIGOさんが、肌がきれいになる方法(の様な内容)で紹介されている動画を見たことがあって買っていたものを、合うリップクリームが見つかるまでの繋ぎとしてたっぷりめに塗っていただけ。
いままでゴワゴワでくすんでいた唇にこんな変化が起き始めたのです。
- 乾燥が改善される
- 縦じわが薄くなる
- 皮が剥けなくなる
- 唇の色に変化が出始める
- くすみが気にならなくなる
- 自然なピンク色になってきたかも!!
唇専用の美容液や、高いリップクリームを試したことはないのですが
適度な油分(白色ワセリン)を塗る
これだけでも唇の色がだいぶん改善できました。
白色ワセリンを塗り始めて1週間ほどで唇がかなり柔らかくなり、皮膚が薄くなった様にも感じました。
特にお風呂上がりで血行が良くなっているときは唇が赤くなります。
ゴワついて、硬い皮膚だったから常にくすんだ色だったのかもしれません。
今回唇に塗った白色ワセリンというものが口に入っても大丈夫なのか?
ということも気になったので調べてみたことろ、大量摂取でなければ問題はなく
むしろ使い方、用途に『口唇を保護する、口唇の乾燥を防ぐ』と書いてあるので
口に塗ってもまったく問題はありません。
ワセリンには保湿する成分はないので、肌に浸透して潤してくれるという効果は期待できないようなのですが、油膜をはって保護してくれる役目は十分果たしてくれます。
唇を痛めつけることをやめて保護をする。
それがくすみ対策には重要なことだったのでは?と思いました。
私の様に、乾燥や刺激によって唇の色が悪くなっている場合は白色ワセリンで改善が期待できるのかもしれません。
乾燥の季節は特に気を付けて、すっぴん唇美人を目指しましょう!
唇のず〜っと続く乾燥、酷い荒れがある場合は、こちらの記事もご覧いただければ幸いです。