真夏の暑さが落ち着いて、秋になるとふわっと香ってくる金木犀の香り。
この金木犀の香りが大好き!という方も多いはず。
秋だけじゃなくていつでも楽しむことはできないのでしょうか?
調べてみましょう!!
金木犀の香りをポプリで楽しみたい!!
金木犀はせっかく開花したと思ったら1週間も経たずにあっという間に散ってしまう、儚い寿命のお花。
せっかくのいい香りをもっと長く楽しむためにポプリにする方法はあるのでしょうか?
【ポプリ】というと
お花を乾燥させて容器に入れて香りを楽しんだり、可愛らしい布に入れて香りを持ち歩いたりできるイメージですが・・
金木犀は非常に残念ではありますが、乾燥すると香りが飛んでしまいます。
(そんな簡単に諦めたくなんだけど!!)
金木犀の匂いを保存して年中楽しむことはできるのか?
金木犀の香りを楽しむアイテム、商品は市販品で色々出ていますよね。
香水、コロン、練り香水
芳香剤、ルームフレグランス
ハンドクリーム、バスミルク、エッセンシャルオイル など・・
秋に咲いた金木犀を使って年中香りを楽しめるアイテムを自分で作れたら最高ですよね!
そこで、登場するのが
自分で手作りしよう!【金木犀のモイストポプリ】です。
金木犀のモイストポプリを作ろう
モイストポプリ、とは生乾きの花びらやハーブと塩を瓶詰めにして熟成させたもので
長期に渡って香りを楽しむことができるポプリのことです。
乾燥させられない金木犀はピッタリの素材!
保存状態が良いと、なんと50年香りが保つと言われるモイストポプリ。
大好きな金木犀の香りを閉じ込めて熟成させ長く楽しめるアイテムとなりそうですね。
必要な原材料と制作に必要な道具
材料
・金木犀(5〜8部咲きのものが香りが強いです)
・粗塩
・瓶(洗って綺麗に乾いているもの。口径が広く、蓋が金属だと錆びるので金属はないものが望ましい)
作るのに必要な道具
・スプーン(材料をすくい入れる)
・漉し器(目が粗めのものがあると、ゴミなどを漉しやすい)
・バット(作業の際、汚れない様にする)
モイストポプリ 作り方手順
1:金木犀の花の下準備
茎やゴミを取り除きお花だけを抽出します。
(この時、ある場合は漉し器を使うとゴミが取りやすく時間短縮になります。)
地道な作業ですが、ここがキモと言えます。
2:お花を半乾きにさせる
お花を完全に乾燥させてしまっては金木犀の香りが飛んでしまうため、目安としては1時間未満で十分。(花が濡れていなければOK)
1の工程の際、茎やゴミ取りに時間がかかっているのであれば、この乾かす工程は省いても良いぐらいです。
3:瓶詰めにしていく
スプーンで粗塩をすくい、瓶底に敷き詰め、その上に2の金木犀を敷き詰めます。
その上に粗塩を敷き詰め、さらに金木犀を敷き詰めます。
粗塩、金木犀、粗塩、金木犀と交互に重ねていきましょう。
(お花は粗塩で潰されてしまうので、気持ち塩の層よりも多めに敷くのが綺麗な層になるポイントです。)
一番上の層は粗塩になる様にします。
4:熟成させる
瓶詰め作業が終わったら蓋をして、冷暗所に置きます。
1ヶ月ほど経つと金木犀のモイストポプリの完成です。
金木犀のモイストポプリを手作りして・・
出来上がったモイストポプリは香りを楽しみたい時に蓋を開けます。
開けっ放しで置いておく場合はガーゼで蓋をするとホコリを被りません。
バスソルトとしても使用可能で、お家のバスタブが塩を使っても大丈夫であればお風呂場でも金木犀の香りが楽しめます。
塩の白色と金木犀のオレンジ
その、コントラストが美しく見た目にも楽しめるモイストポプリ。
ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか?
また、金木犀はモイストポプリの他にリードディフューザーを手作りすることもできます。
ルームフレグランスの作り方はこちらの記事をご確認ください。
金木犀ルームフレグランスの作り方 香りを手作りして部屋で楽しもう!