金木犀、その香りをお部屋の中でも楽しめないのかな?と思ったことはありませんか?
秋に咲いて1週間保たずに散ってしまう金木犀を摘んで香りを抽出し、簡単にルームフレグランスにする方法があります。
やってみましょう!
・金木犀のリードディフューザーの作り方
・金木犀を香りをお部屋で楽しむために大切なこと
をお伝えしていきます。
金木犀のルームフレグランス作り方
必要な材料
・金木犀の生花(5〜8部咲きのものが香りが強いです)
・瓶(洗って綺麗に乾いているもの)
・アルミホイル
・バッド(お花のゴミ取りの際に使用)
・あればゴム手袋(無水エタノールが作業中に手につかない様に保護するもの)
作り方工程
1:金木犀の花の下準備
茎やゴミを丁寧に取り除いてお花だけにします。
2:瓶に金木犀の花を入れる
用意した瓶いっぱい(満タン)に1で準備した金木犀の花を入れます。
3:無水エタノールを入れる
2の瓶に無水エタノールを満タンになるまで注ぎ入れて蓋をします。
無水エタノールは直接手につかない様に気をつけます。(できればゴム手袋など着用)
注:無水エタノールは引火しやすいため、火のそばでは絶対に取り扱わないで下さい。
4:瓶をアルミホイルで包む
光に当たらない様に全面覆います。
5:冷暗所で保存(1〜15℃くらいの暗い所。冷蔵庫など)
このまま2ヶ月寝かせて抽出します。
※エタノールの香りが最初気になる場合がありますが、使用する時に揮発しアルコール臭は気にならなくなります。
金木犀の香りを手作りした後どう使う?
出来上がった原液、早速こちらをルームフレグランスとして使ってみましょう。
今回は、リードディフューザーに仕上げていきます。
ルームフレグランスに仕上げる
1:金木犀の花びらを漉す
花びらを漉して液体だけの状態にします。
2:小瓶に原液を移し入れる
漉した原液を小さなボトル瓶にスポイトを使って移し替えます。
瓶は劣化を防ぐ遮光瓶がおすすめです。
スポイトや瓶は100円ショップでも手に入ります。
ラベルシールを上手に剥がして使えばエコですね!
ラタンスティックが100円ショップにあると良いんですけど、探しても無くて・・(どうか出してください!!懇願w)
私は通販か無印良品で購入することが多いです。
金木犀の香りで部屋いっぱいにしよう
完成したリードディフューザーは小瓶に分けてお好みの場所に置いて香りを楽しみます。
この時の香りの強さ、香りの持ちについてお話ししていきます。
香りの強さの調節
リードディフューザーの場合、ラタンスティックの本数を増やすことによって香りが強くなります。
始めから多くさしてしまうと香りが強すぎると感じるかもしれないので、最初は控えめな本数からさして、足りなければ本数を増やしていきましょう。
デスク周りだけで良いなら少なめ、と使い分けます。
香りが弱くなった?時の対処
原液が瓶の中に残っているのに香りが弱くなったなと感じた時は、ラタンスティックが液を吸い上げる力が弱まっています。
スティックが液に浸っていた部分と出ていた部分を逆にして、さし直してみましょう。
乾燥させることによって吸い上げる力が回復する場合があります。
それでも香りが弱い場合は新しいスティックに交換しましょう。
金木犀のルームフレグランスについて 最後に・・
夏の暑さが終わり、過ごしやすい気温になってきた頃にほんの少しの期間だけ咲き誇る秋のお花、金木犀。
外に出た瞬間どこからともなくふわ〜っと香る、あの香りをお家の中でも楽しみたい!
ルームフレグランスにしてしまえば長くその香りが楽しめる上、とても簡単に作れるので是非お試を!
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