これって何ですか!??
普段スーパーや八百屋さんでも見かけることのない、カボチャみたいな、洋ナシみたいな、コレって一体なんなのでしょう?
白いカボチャみたいな野菜?これはなに?
コレを頂いたのは10月後半。
ハロウィンが近いので、もしかしてお化けカボチャの一種かなにかでしょうか?
インターネットが普及している現代ですので、たいていの事はネットで検索すれば出てくる!けれども・・
そこで、とりあえず
それっぽい見た目の語句を検索窓に入れてみました。
野菜なのか果物なのかわからないコレを、とりあえず『白いカボチャみたいな野菜』と画像検索しました。
案外、これできちんとヒットしてくれるのですから本当に便利な時代です。
ハヤトウリ?なんだそれ?
名前が分かったところで、そのハヤトウリが一体何なのか、食べられるのか、鑑賞用なのか、もう少し詳しく調べていきます。
白いカボチャみたいな野菜 ハヤトウリとは?
ハヤトウリは漢字にすると『隼人瓜』
ということで、食べられる野菜でした。
九州、四国、沖縄などの暖かい地域で栽培されているので、その地方の方にとっては食卓によく登場する野菜のようですが
北の国出身、現在関東在住のわたしは初めてお目にかかった野菜でした。
ツルで連なって育つ植物なので、グリーンカーテンにもなるのだとか。
今回頂いたハヤトウリは白い色ですが、緑色の種類もあるようで
緑色:少し青臭さと苦味があり、白色と比べると硬い
と多少の違いがあるそうです。
白いカボチャみたいな野菜 ハヤトウリの食べ方
ハヤトウリの下処理
ハヤトウリは下処理が必要な野菜です。
灰汁が強いので、アク抜きをしてから調理をしていきます。
皮つきのまま半分に切った(縦でも横でも可)ハヤトウリの断面をこすり合わせると、泡の様な灰汁がたくさん出てくるので、この灰汁を洗い流してから調理をしていきます。
種は中心に一つ入っていて、種も柔らかかったです。
切った瞬間、みずみずしい水分が出てきました。
ハヤトウリのアク抜きのために断面をこすり合わせてみると、結構粘着質というか、ベタつきが強い感じがします。
ハヤトウリの調理方
ハヤトウリは生食できます。
ハヤトウリの皮を向いて2mm程度にスライスし、塩もみしたものを浅漬けやピクルスにすれば、パリパリの食感を楽しめます。
その食感を生かしてサラダに混ぜても美味しくいただくことができます。
加熱調理の場合は薄切りにして、さっと炒めれば食感が残り
スープにしてじっくり火を通せばトロッとした食感に変わります。
様々なお料理に使えるそうです!
ハヤトウリを実際食べてみた
塩抜きしたハヤトウリをナムル風にごま油と絡めて混ぜただけの簡単な和え物です。
白いカボチャみたいな野菜について さいごに・・
世の中には知らない食べ物がいっぱい!ですね。
インターネットがあるおかげで、「何これ⁉」がすぐに解消できる良い時代になりました。
また、ハヤトウリの様にめずらしい食材があればご紹介できればと思います。
初めて、ハヤトウリに出会ったあなたのお役に立つことが出来れば幸いです。