完全にネタバレなため、ゲームをまだやっていない方、ゲーム途中の方で、ご自身でゲームを進めたい方は閲覧にご注意ください。
プラスメイト 神宮司真玄くんについて
プラスメイトをお楽しみのみなさま、どうもこんにちは。
超エリートが集う学園に、ひょんなことから貧乏な主人公(私)ちゃんが通うことになり…っていう、どっかの恋愛漫画で聞いたことある様なストーリーきました。
エリート学園にて出会う高貴でボンボン、自信家なカレがこちら。
名前:神宮司真玄(じんぐうじ まひろ)
関係:先輩と後輩
職業:学生
身長:180cm
イケメンなカレとのストーリーを進める上で、ワタシ側には、貧乏、ガリ勉、ビンぞこメガネというキャラ設定が設けられております。
↑こんな感じ?w
本来ならこの学園に入学さえ許されない(であろう)影な存在の私と、エリート中のエリート、最上級に君臨する神宮司くんがなんでまた恋仲に発展するのか?
さっそくお話し٩( ‘ω’ )و
してみた備忘録(会話の全記録)です。
PLUS MATE 神宮司真玄くんの出会い編ネタバレ、いってみましょう。
プラスメイト 神宮司真玄の出会い編
ピンク色は私(擬似あなた様)の声
水色は神宮司真玄くんの声となります
【私の声部分】はごく普通の返し(特にヒネったり、ウケ狙ったりしていません)となります。
おそらく、普通に進めたら普通にこういう展開になるであろう模範?じゃないかなと個人的には思います。
(返答に個性は多少出ているかもしれませんが、多めに見ていただければと思いますw)
それではスタート〜٩( ‘ω’ )و
神宮司真玄 出会い編〜一目見たその時に〜
それでは続きまして、新入生代表挨拶…――
神宮司(こほん…)えー…春の息吹が感じられる今日、僕たちは本学園に入学いたします。(…すぅ…)…本日は……僕の為に、このような盛大な式を挙行していただき誠にありがとうございます!!(ザワザワ…)
…え…今、僕の為って言った…?
あら…神宮司家の真玄様、ご存じなくて?家柄は勿論の事、頭脳明晰で文武両道…この名門学園にトップで入学されたお方よ
へ…へぇ…。っていうか…マイク、使わないんだ…。……すごいな、キラキラしてて…別の世界の人、って感じだ…
神宮司――…ふっふっふ…僕の素晴らしいスピーチで、新入生も在校生も皆揃って瞠目しているな…。(自信ありげに見渡し)…ん…?あそこの女子生徒は……。
貴女が通う私立百合崎学園…そこは生粋の良家のご子息ご令嬢が集う、スーパーハイソサエティ学園…!しかしその中で貴女は異例な存在。両親を亡くし貧乏の身でありながら「特待生」としてこの学園に在籍していました。今日は入学式…ざわつく講堂でやたらと輝いている壇上の新入生をぼんやり見ていると、なんだか彼と目が合っているような…!?
神宮司ふふ…僕が壇上にいるのだから、目が合ってしまうのは必至…!(ふふん…)それにしても、彼女は…。新入生の席ではないから先輩…なのか…?…なんて――――、なんだ…!(貴女に向かって何か呟くように口を動かし)
主席をキープし続けなければ退学の可能性もある為、中々周りの生徒のように身なりを整える余裕はなく…いつしかビン底眼鏡がトレードマークになっていた貴女。最近度数が合わず少しぼんやりする視界の中、壇上の彼がこちらに向かって何かを呟いたように見えましたが…所詮自分とは別世界の人間、今後関わる事もないでしょう。――そして放課後になり、貴女はいつものように担任の先生の手伝いをする為教室に残っていました。
――…【放課後】
お、来た来た…今日はコレ。学期始まりだからちょーっと多いけど…よろしく頼むな。(紙の山を指し)俺は先に職員室戻るから、終わったらそっちに持ってきてくれ。…色々頼んどいてなんだけど、特待生ってのも大変だよな。教員の手伝いまでしないとなんて…
まぁ…あんま無理すんなよ。(ポケットからお菓子を取り出し)…ハイ、息抜き用
――…【1時間後】
神宮司(バサバサッ…!)むっ…!大丈夫かい?…こんな量を一人で運ぼうだなんて…横着でもしたのか、それとも…。(てきぱきと拾い集め)…ふぅ…これで全部だろうか…。はい、どうぞ…、…って…キミはさっきの!(ぱあぁっ)……ちょっと!何故逃げようとするんだい…!?僕にはこれがあるのだから、行かせないよ…!(手にした資料を掲げ)
資料綴じを終え職員室へ向かっている途中、バランスを崩し…資料が足元に散らばってしまいました。すると貴女に駆け寄り、拾うのを手伝ってくれる一人の生徒が…。お礼を伝えようと顔を上げると…そこに居たのは、先ほど入学式で見た新入生で…!?ふと気づけば、周囲からは「彼に手伝わせるなんて」という痛い視線が…!急いでその場を離れようとするも、資料はまだ半分彼の手に…。
神宮司おっと…まだ渡さないよ?僕はキミを…先輩を、探していたんだからね。(にっ…)ん…?その顔まさか…僕の事が分からないとは言わせないよ?……何…顔は分かるけど、名前は知らない…!?な~っはっはっは…!…この僕こそ、この世に舞い降りしヴィーナス!神宮司真玄(じんぐうじ・まひろ)だ…!以後、お見知りおきを…!(胸を張り声高らかに)…あー、構わない、頭を上げてくれたまえ!…え?そもそも頭を下げてないって?はっはっは…先輩は面白い冗談を言うね?……あれ…本当に頭を下げていない…。寧ろなんだか冷たい目で僕を見ていないかい!?
神宮司まぁ…僕のような高貴な人間に馴染みがないと、初めは困惑するかもしれないね…。それにしても僕の名前を知らないなんて…やっぱり少し変わった人だな、先輩は。普段はこちらが名乗らずとしても向こうは既に存じている事が多いからね。(顎に手を当て心底不思議そうに)はっ…そういえばまだ先輩の名前を聞いていなかったね。さぁ、この僕に名乗ってみるといい…!
※◯◯◯には、あたなのお名前を入れてお読みいただければと思います
神宮司◯◯◯…というのか。ふふ…名は体を表すと言うし、やはりどこかキミらしいね。なるほど…地味…いや、素朴な名前だね。しかしそれが……キミの美しさをより引き立てている。ん?怪訝な顔をして…僕は先輩の事を言っているのだが、理解が追い付いていないのかい?それとも…何度も言わせるなんて、意外と欲張りさんなのか?まぁ良いだろう…僕は、壇上から女神を見つけたのだよ!◯◯◯という…ね。いや、本当に美しい…僕の次、いや…!僕と同じくらい美しい…!
神宮司何、謙遜することはない!自分の美しさには、誇りと自信を持つべきだよ。おっと…、女神に合えた嬉しさでついつい白熱してしまったが…僕が先輩に伝えたかった事はこれだけではないんだ。早速だが本題に移らせて貰うよ?(がしっとあなたの肩を掴み)先輩…僕と……、僕と一緒に…部活動をやらないか!?(きらきら)
神宮司いきなりで驚いたかと思うが…僕にとってはいきなりではないから、このまま続けさせてもらうよ?名誉あるこの学園に入学できたことは嬉しく思うが…ただ皆と同じ授業を熟すだけというのは、些か退屈でね!そんな時に思いついた事があったんだ。…先輩の制服の、ここ…このラインの色。(とん、と襟元を指し)先輩は、特待生なんだろう?時に…先輩はチェスの経験はあるかい?
神宮司ふふ…なるほど、教えてくれてありがとう。まぁ…正直先の質問にあまり意味はなくてね。先輩であれば、あってもなくてもどちらでも構わないさ。人より秀でた頭脳の持ち主であれば、楽しいゲームが出来るだろう…!つまり、僕の部活の栄えある部員1号として相応しい人材、という事…!…と、言う訳で…早速先輩に見せたい物があるんだ。付いて来てくれ…!(あなたの手を取り)
神宮司真玄 出会い編〜部活動のメリット〜
――…【部室】
神宮司…じゃーん!だよ!僕が入学前の春休みからせっせと作り上げた、云わば桃源郷…!ここが僕らの部室さ…!どうだい、気に入っただろう!さーさー、席につきたまえ…!まずは一番大事なアレを決めないとならないからな…!……そう、部長はこの僕…!異論はないね?
神宮司部活に入らない選択肢も、僕以外が部長になる選択肢もないよ!先輩はそうだな…部員且つ僕の補佐として、この部を共に支えて貰うのがいいかもしれないね。…ん?正式に部員になるとはまだ言ってない?しかし…先輩にとってデメリットになる事は何もない筈だよ。実はね…僕と共に活動すれば、毎月特待生だけにあるテストは免除にしてもいいそうだ。それだけじゃなく、内申にもいい影響がある事は間違いない。…先輩が恐れているのは、そこだろう?
貴女は成績を落とせば退学の可能性もある立場。その為、部活動で勉強の時間を割かれてしまう訳には行かず…。しかし貴女のそんな心配も全て見越した彼から、なんとも美味しい条件が…!
神宮司やはり先輩は賢いね…僕と一緒にいる事が何より有益であると気付いてくれたか…!ふっふっふ…では決まり、だね。今日からここが僕たちの部室で、僕と先輩は娯楽を共にする仲間だ!設立祝いに…早速ワンゲームといこうじゃないか!おっと、いくら先輩相手でも…手加減はしないからね?(チェスの駒を持ち不敵に笑い)――…(コトッ…)チェックメイト。……ふぅ…こんなに白熱したゲームは久しぶりだったよ…!流石は先輩だ!一手一手にハラハラドキドキさせられた…!(興奮気味にあなたの手を取り)…おっと…もうこんな時間だったのか…。随分夢中になってしまっていたようだ。…どうやら…先輩も、そうだったみたいだね?
神宮司の言う通り…彼とのチェスはとても楽しく、時を忘れてしまう程でした。勉強に追われてばかりだった貴女はこんな感覚は久しぶりの事で…。
神宮司なら良かった。勉強が大事である事は確かだが…そればかりでは、息が詰まってしまうからね。といっても、それは僕が言えた事ではないんだが…。(ふと視線を落とし)…はっ…!いけない、大事な事を忘れていたよ…!この部室の大事な仲間、ヘラクレスオオカブト君に餌をあげなければ…!…あ、因みに餌やり当番は週替わりでどうだろう?(ガサガサ…)……ん…?先輩、何か思い出した事でも?
自信に満ちた彼が、今までと異なる表情を見せたと思った瞬間…大事な事を思い出したと、ペット?のカブトムシに餌をやり始めます。しかし貴女も何かを忘れているような…?そう例えば…先生からの頼まれごと、など…。
神宮司ああ、そういえば…そんな事もあったな!まぁまぁ…僕との約束以上に大事な事などないのだから、安心するといい。今から行っても間に合うさ!それに…僕も丁度、職員室には用事があったからね。是非共に行こうじゃないか!
――…【職員室】
神宮司(ザワ…ザワ…)ん…なんだかやけに視線を感じるね!まぁそんな事はどうでもいいか…。(きょろきょろ…)…ん、いたいた…。泉先生!
神宮司が用事があると言った相手は、どうやら貴女が手伝いをした先生だったようです。まずは貴女から先にプリントを渡してしまいましょう。
神宮司なんと…先輩に雑務を依頼したのは泉先生だったのか。
雑務ってねぇ…まぁそうだけど、それが特待生の仕事の一つなんだからしょうがないだろ~?
神宮司先生、今日から◯◯◯先輩はうちの部員なので…雑用の押し付けは控えて頂きたい!
…え…もしかしてアレ、本気だったのか?絶対に部員なんて集まらないだろうから、適当に許可したんだけどな…
神宮司ふっふっふ…僕の事をいつまでも甘く見ないでください!というわけで…約束通り、先生には顧問になって頂きます!ほら、先輩…ここに名前を書いてくれ。(部活動申請書を差し出し)
神宮司ふふ…こうやって僕と先輩の名前が並んでいるのは、なんだか嬉しいものだね。ああ、そうだ…部の名前を決めていなかったな。(ペンを取り)んー…そうだな…なんでも広く楽しめるように…「娯楽部」っと…。こうしておこうか。(満面の笑みを浮かべ)
神宮司真玄 出会い編〜察するに親子関係は…〜
――…【数週間後】
神宮司(カララ…)おや、今日は先輩の方が早かったのか!そんなところで立っていてどうしたんだい?折角いいソファを用意しているんだ、座ったらいいのに…。
彼との奇妙な部活動がスタートし、なんだかんだ毎日部室に足を運んでいた貴女。彼の言う通り毎月のテストは免除となり、心の負担も軽くなっていました。しかし全生徒共通のテストを避ける事は出来ず…テスト勉強に集中する為、暫くは部活を休むと彼に伝えなければなりません。
神宮司ああ、なるほど…それなら、ここですればいいんじゃないのか?ふたりきりの同好会なんだ、臨機応変に対応が出来るのもいい所だろう?
――…【翌日・放課後】
神宮司先輩、少し息抜きはどうだろう?僕のオススメの紅茶を用意したから…。(あなたの手元を覗き見て)…ここで詰まっているのかい?ここは…この公式を使って…。(さらさらとペンを走らせる)こうだね。……せ、先輩…?僕の説明…分かり辛かっただろうか…?(きょとん…)
家よりも図書館よりも居心地の良い、この部室で勉強が出来る…その言葉に有難く甘えさせてもらう事にした貴女。ある日、貴女が難問に躓いていると…学年が下にも関わらず、貴女の範囲の問題を彼が簡単に解いてしまいました。思わず驚いてしまった貴女ですが…彼が不安そうにしているので、素直に褒めてあげましょう。
神宮司僕は…褒められているのか…?(ぽかん…)あ、ああ…そんな風に言われることなんて、ないから…。…はっ…!僕が美しいだけじゃなく優秀だって事も露呈してしまったか…!もっと盛大に褒めてくれてもいいんだよ?まぁ…神宮司家の長男として生まれた以上は、恥じない存在で居なければならないからね!(ふふん…)……といっても、まだまだお父様の視界には入れていないみたいだが…。(目を伏せぼそりと呟き)…いや…まだまだ努力が足りないのかもな、先輩を見習わなければっ!
神宮司先輩が頑張り屋な事はよく知っているからね。…僕も負けてはいないが…!…それより、紅茶が冷めてしまうよ!僕が自ら淹れた紅茶を飲めるなんて、中々出来る事ではないからね…是非温かいうちに…、(コンコン…)…ん…?ここにお客さんが来るなんて…誰だろうか…?(ガララ…)
…よー、頑張ってるかー?
神宮司…なんだ、泉先生か。一体何の用ですか?はっ…もしかして紅茶とお菓子の良い香りに誘き寄せられて…!
俺をそこのカブトムシと一緒にするなって…。あー…なんていうか…なぁ…。(気まずそうに頭を掻き)…その…娯楽部、なくなるかも…。すまん…
神宮司なく、なる…?この、娯楽部が…?一体…どうして…。
お前の父親が昨日学校に来た時に、この娯楽部の事を学園長が零したらしくてな。それに対して、『ふざけた真似をして…』って言っただけなのに、学園長がすっかりビビっちまって…。まぁこの学園は神宮司家から多大な寄付金を受けてるからな。んで、俺にやめさせろって通達があったって訳だ。真玄はいいとして…問題は◯◯◯だな。特待生って立場を利用されて、なんらかの圧力を掛けてくる可能性がある。最悪今の待遇にも影響してくるかも…
神宮司…そんな…僕が始めたことなのに、先輩まで…!(ぐ、と拳を握り)
神宮司先輩、申し訳ない…これは僕の責任だ…。しかしこのままはいそうですか、と譲る気はない。ここは…大事な場所なんだ。僕にとって、だけじゃなくて…。……といっても、抗議するとしたらテスト後がいいだろうが…。
そうだな…まぁ何にしろ、ひとまずここは封鎖して暫く様子見た方がいいと思うぞ。俺も何とか出来ないかは考えとくから…お前たちはテストに集中しろ。結果が悪かったら、問答無用で潰されるだろうからな
神宮司――…封鎖、か…。となると一番困るのは…。(ヘラクレスオオカブトが入った虫かごを持ち)…どうしよう…彼は家に連れて帰れない…。(しょぼん…)
心底困り果てている神宮司を見て、なんだか放っておけなくなり…貴女がひとりで住む家で預かる旨を提案してみる事にしました。
神宮司いいのか…!?ありがとう、先輩…恩に着る…!
神宮司真玄 出会い編〜危機回避〜
――…【数日後の夜】
神宮司(キキーッ…バタン…)…こ…ここ、が…?いやしかし、地図には確かにそう書いてあるな…。一体何処がエントランスなんだ…?(ガラッ…)…おわーっ!?はっ…先輩…!何故僕がここにいる事に気が付いたんだ…!?まさか監視カメラが…!?(きょろきょろ…)
ある日の夜、貴女が自宅で勉強をしていると…なにやら外が騒がしい事に気が付きました。耳を澄まさなくとも築50年のおんぼろアパートでは筒抜けのその声の主は、どう考えても神宮司で…!?何故彼がここに…そんなにヘラクレスオオカブトの事が心配だったのでしょうか…?
神宮司んなっ…!?確かにヘラクレスオオカブトも大事ではあるが…、僕が心配だったのは…先輩の方だ。先輩との付き合いはまだ短いが…先輩がとても責任感があり、多少自分を犠牲にしてでも頑張ってしまう性格だという事はよく分かっている。今回の事も…自分でも気付いてなかったかもしれないが、先生に聞いてから随分と表情が暗かったからね。自分のせいで…なんて風に思い詰めて、無茶をしているんじゃないかって心配だったんだ。先輩を巻き込んだのは僕だから…気にしないでくれ。
神宮司寧ろ…この僕が選んだんだ、誇っても良いくらいだよ!……それにしても先輩は何故こんな所に…?空調も効いていないようだし、はやく家に帰った方が…。え…?ここが家…?(驚愕したように目を丸くして)
――…【十分後】
神宮司…すまない、まさかすぐ隣には別の人間が住んでいるなんて思わなかったんだ…。僕が騒いだせいで、先輩まで怒られてしまうなんて…。(畳の上で正座をする真玄)……?先輩、笑っているのか…?
貴女が住むアパートが自分の常識とあまりにも異なった為、ひとしきり騒いだ神宮司。そのおかげで無事に隣人に注意されてしまいました。しおらしく正座をしてしゅんとする彼ですが…そんな姿に、心の内に抱えていた緊張が解れている事に気が付き…。いつの間にか、彼と過ごす時間は貴女にとって心地よい物になっていたようです。
神宮司はは…先輩の笑顔が久しぶりに見れて、良かった…。(徐に座り直して)…正直…先生の言っていた通り、お父様は僕が部活をやっている事に全く興味はないだろう。本当に反対しているのであれば、設立の時に止められていただろうからね。だから…学園長や他の先生にさえ認めて貰えれば、娯楽部は活動を継続できるんだ。…拍子抜けしたかい?
神宮司すぐに伝えなくて、すまなかった。つまり先輩もそんなに気負う事はなかったんだけど…。真実を伝えるとなると、それと同時に僕が未だにお父様の眼中にない現実を受け止めないとならなかったから…すぐに言い出せなくてね。僕の弱さで先輩に負担を掛けてしまった。(眉を下げ微笑み)でも…今の僕には、お父様に認められるどうこうよりも大事な事があるって…気付いたんだ。
神宮司先輩の笑顔を守る。それが…今の僕が一番大事にしなければならない事、だよ。…初めて先輩を見つけた時…こんなに美しいのに、どこか空っぽな雰囲気があって…この人が心から楽しめる事はあるんだろうか、と思ったんだが…。僕は先輩に、その場所を作れたと自負しているんだよ。あの部室にいる時の先輩は…すごくよく笑っていてくれたからね。だから僕も頑張るよ、僕と先輩の…大切な場所を失わない為にね。こんな風に…誰かの為に必死になる事なんて初めてなんだ!(がしっと貴方の両手を握り)
神宮司先輩は…いつも僕に、初めての感情をくれるね。…?…先輩っ…!?(ぎゅうっ…)おっと…すまない…。先輩が倒れてしまいそうだったからつい…。女の子の身体に気安く触るなんて…少し考えなしだったかな?許しておくれ。…えっと…、先輩…?どうした、顔が真っ赤だが…。ね、熱でもあるのかい…!?大変だ、今すぐ僕のリムジンを呼ぼう…!
神宮司ええっ…いらない…!?じゃあ僕は何をしたらいいんだ…!?(貴方の肩を掴んで揺すりながら)僕は先輩の…支えになりたいんだ…!
――…【テスト最終日・放課後】
(ドンッ…)…ああ…すまない、怪我はなかったかな。(貴方に手を伸ばし)……君…は…。…いや、なんでもない。失礼したね…それでは
テストを無事に全科目終え、早足で部室へ向かう途中…貴女はスーツを着た厳格な雰囲気の男性とぶつかってしまいます。一瞬何か言いたげに口を開いた男性ですが、すぐにその場を立ち去り…貴女も再び部室へと急ぐことにしました。すると途中の渡り廊下で神宮司が貴女を待っており…。
――…【渡り廊下】
神宮司…っ…!先輩…っ…!(貴方へ駆け寄り、ぎゅっと手を握って)…あ…すまない、またつい手を…。(顔を赤らめ)…えっと…その表情、テストはかなり好感触だったようだね?流石先輩だよ。僕はね……。
神宮司勿論、自信しかない。先輩の事を想うと…今までのどんな時よりも力が出せたよ。えっと…ここを通ったって事は…僕たちの部室に向かうつもり、だったんだろう?その…先輩が来るのが楽しみで、部室で待っていてもソワソワしてしまってね…。だから、迎えに来たんだよ。こんなことするのは先輩にだけだから…光栄に思ってくれていい。(嬉しそうにはにかみ)…これだけじゃない…全部、全部…先輩だけ…なんだ。先輩は僕の…特別。
【告白】につづく
神宮司真玄くんの素直さと人を見る目に助けられる
告白の直前まで完全ネタバレ記述させていただきました。
【告白】以降の会話につきましては、
年齢認証が必須となりますので、こちらでは記載を控えさせていただきます。
神宮司部長はボンボンで自信家とのことで、言動(そして、ボイス)はその様な振る舞いではあるんですけど。虚勢を張るわけではなく、人を見下すでもなく、ビン底眼鏡の奥の表情や感情を捉える高等技術を兼ね備えた、なんかメチャできた良い人ですね。
オラオラ系でくるのかなと思いきや、日陰暮らしキャラの私を最初っから好いてくれてた感…
・:*+.\(( °ω° ))/.:+どうもありがとう
せめて…
ワタシ(キャラ)はビン底メガネを取ったら絶世の美女であるという設定に(勝手に脳内変換)して、
神宮司くんとの恋人編へ進みたいものですw
妄想は自由!!
神宮司真玄くんの初めての恋のお相手となりたい方はPLUS MATEゲーム本編でお楽しみください♡